【概念思考】生命
意味
生物が生物であり続ける根源、いのち。ある方面で活躍し続けることができる根源。 一般的に「自己複製」「代謝」「境界(細胞膜などによる区別)」の3つの条件を備えた活動システムやその性質を指す。
漢字の成り立ちなど
- 生: 土から草木が芽を出して上へ伸ばしていく様子を描いた象形文字。「生まれる」「育つ」「いきる」という意味を表す。
- 命: 「口(祈りの言葉・お告げ)」と「令(ひざまずいて神の意を聞く姿)」の組み合わせ。天からの命令や授かりものに由来し、「いのち」を表す。
概念
・授かりもの ・奇蹟 ・感謝
コラム
生命は生物学的には自己複製や代謝といったシステムで説明されるが、人間という存在に目を向けると、感情を抱き、思考し、何かを創造する営みそのものが「生命」の尊さを物語っている。
個々のタンパク質や細胞の機能は科学の進歩によって解明されつつあるが、人が他者を想い、深く感謝し、祈りを捧げる心の動きは、単なる物質的反応だけでは語り尽くせない神秘を秘めている。天からの尊い「授かりもの」であり、無数の偶然が重なって存在する「奇蹟」にほかならない。
生を受けた以上、この命を全うするまで使い切り、社会へ感謝を還元していく姿勢が求められる。利他の精神を忘れず、万物に感謝し、素直な心で日々の営みに向き合うこと。その誠実な生き方こそが、与えられた奇蹟のような生命に対する真の恩返しとなる。


