【概念思考】志
意味
心の中で「これをしよう」とある方向をめざすこと。心に思い決めた目的や目標。 相手に対する思いやりや親切な気持ち(厚意・好意)。 物事を心に留めて書きしるすこと(記録)。
漢字の成り立ちなど
「士(足が前へ進む姿)」と「心」の組み合わせ。心が定めた目的に向かって、足取りまっすぐに進んでいく様子を表している。
概念
・強い思い ・目的 ・不退転
コラム
志を持って生きることは、一度きりの人生を十全に活かすための原動力となる。その志は、単なる利己的な自己実現や欲望ではなく、善や大義に基づいたものであることが望ましい。大義ある志には多くの共感と賛同が集まり、良縁を引き寄せて成就する確率を高めていく。
志という強い思いは、決して諦めない不退転の決意と同義である。ひとたび志を立てたなら、いかなる壁や苦難に遭遇しようとも途中で投げ出さず、やり遂げる意志が求められる。一人ひとりがこうした志を持てる社会であれば、他者を尊重し支え合う共生社会が実現し、確実に善い方向へと発展していくだろう。
ただ肩書を得たい、立場に就きたいといった本質的な目的を欠いた欲求に猛進すれば、挫折して自己崩壊するか、かりに達成しても一過性の結果で終わるのが関の山である。大切なのは、他者や社会に貢献するという高い志をもって事に当たることである。


