【概念思考】バリュー

「バリューとは、ミッション・ビジョンを達成するための具体的な『How(どう行動するか)』であり、日々の『プロセス』そのものである」

理念が「存在意義」、ミッションが「使命」、ビジョンがたどり着くべき「未来の映像」であるならば、バリューはそれらを机上の空論で終わらせないための具体的な「方法」であり「戦略」です。どれほど高い志を掲げても、日々の行動基準や具体的なプロセスという実践の裏付けがなければ、組織の変革も中小製造業の覚醒も成し遂げられません。

「バリュー(Value)」という言葉の語源を紐解くと、日々の行動に宿るべき力強いエネルギーの本質が見えてきます。

語源からみる「Value」

ラテン語で「力がある、価値がある、健やかである」を意味する動詞 「valere」 が原点。

もともとは、単なる価格や値打ちではなく、物事を突き動かす「内なる力」や「効力」そのものを指していました。つまり「バリュー」とは、組織の奥底に流れる健全な行動の生命力であり、ビジョンに向かってブレずに前進し続けるための「具体的な実践力」を意味しているのです。

「バリュー」を捉える私の概念としては、以下の3点です。

方法

プロセス

戦略

【コラム:圧倒的な実践プロセスが「信」を創るーー我利我利を排し、変革を加速させる行動戦略】

ビジョンとして掲げた「驚異的な業績向上」と「社員エンゲージメントの最大化」という調和した未来像。それを具現化するためには、ルールの隙間を狙うような狡猾さや、目先の利益を追う我利我利(がりがり)の精神を一掃する、圧倒的かつ緻密な「プロセス」の構築が不可欠です。

我が「Virtue & Intellect」が、ミッション遂行のために日々徹底するバリュー(行動戦略)は、以下の具体的な実践プロセスとして定義されます。

何よりもまず、志を同じくする経営者のプラットフォームである「製造業リーダーズネットワーク100社」の早期実現へと突き進みます。そのためのマイルストーンとして、「6月に50社」「9月に100社」のインタビューとネットワーク化を確実に遂行します。

この強固なネットワークを基盤として、以下の実践を圧倒的な頻度で繰り返します。

インプットと相互研鑽の場:現場のリアルから学ぶ「工場見学(月1回)」、最新の知見と視野を広げる「海外展示会視察(3ヶ月に1件)」、そして経営者の能力開発と気づきの起点となる「セミナー・ワークショップ(毎週1件)」の開催。

良縁の創出と調和:世界にものづくりの底力を届ける「海外販路開拓(3ヶ月に1件)」、経営者同士が切磋琢磨し助け合う「テーマ別交流会(月1回)」。

大義の発信と認知拡大:民間の知性を社会へと広く送り出すため、外部メディアと連携した「メディア配信(ワクセル・サステナの森:週2件)」「PRTimes(週1件)」の徹底。

さらに、個々の現場に深く伴走する「顧問契約3件」を高い質で維持し、公的な枠組みからも変革を促すべく「生産性向上センターの支援(3ヶ月に5件)」を確実に実践していきます。

これらのバリューは、単なるタスクの羅列ではありません。日々の泥臭い準備(用意周到)を仕組み化し、五感を総動員して即行するための具体的な行動基準です。誰が見ていずともこの愚直なプロセスを貫き通すこと(陰徳)で初めて、経営者からの確固たる「信」が生まれ、常識を超えた「奇蹟」のような成果が各企業に現れ始めます。

手段を目的化せず、この圧倒的な行動プロセスそのものを楽しむ「勤労歓喜」の精神こそが、私たちのバリューの核です。