【概念思考】覚悟
意味
心に待ち設けること、心構え。また、仏教用語で迷いを去り真理を悟ること。 あきらめること、観念すること。あるいは、知ることや記憶すること。
漢字の成り立ちなど
- 覚: 「目(まなこ)」と音を表す「学」の組み合わせ。眠りからパッと目を覚ますことや、気づくこと、さとることを意味する。
- 悟: 「心(りっしんべん)」と音を表す「吾(われ)」の組み合わせ。心がはっきりと理解し、真理を体得することを意味する。
概念
・不退転 ・本気 ・命
コラム
覚悟を持って事を為すとは、単に失敗の責任を取るという次元の話ではない。命のある限りやり遂げるため、どのような苦難があろうとも最大限の努力を継続することを己や他者に誓うことである。そこには何が何でも成就させるという途方もない「本気」が不可欠となる。
諦めずに最後まで挑み続ける覚悟を決めると、時に不思議な現象が巻き起こる。人は他者の圧倒的な本気度や退路を断った決意を目にしたとき、損得を超えて惜しみない協力や支援を差し伸べたくなるものだからだ。
覚悟は協力者を惹きつけ、思わぬ奇跡を生み出し、物事を成就へと導く正の循環の起点となる。不退転の決意を腹に据えたとき、人に強い軸と絶対的な強さが宿るのである。


