【概念思考】ビジョン

「ビジョンとは、単なる目標や理念を超えた、具体的な将来の『姿』であり『映像』である」

理念が動かざる「根っこ(存在意義)」であり、ミッションが社会へ向けて放つ「矢(使命・任務)」であるならば、ビジョンはその実践の果てに私たちがたどり着く、ありありと描かれた「新世界の景色」です。数値目標やKPIが迷走の罠とならず、真に人を動かす原動力となるのは、それが全員で共有できる一枚の美しい「映像」として具現化されているからにほかなりません。

「ビジョン」という言葉の語源を紐解くと、まだ見ぬ未来を今この瞬間に引き寄せる、強烈な精神の目が見えてきます。

語源からみる「Vision」

ラテン語で「見ること、視覚、幻視」を意味する 「visio」 に由来。

もともとは、肉体的な「眼の視力」だけでなく、予言者や聖職者が心の中にありありと見る「幻影・啓示」をも意味していました。つまり「ビジョン」とは、現時点の延長線上にある予測ではなく、大いなる大義(利他・感謝)を貫いた先に広がる「理想の未来の光景」を、心眼をもって鮮明に描き出す能動的な行為を意味しているのです。

「ビジョン」を捉える私の概念としては、以下の3点です。

目標

具現化

映像

【コラム:利益と幸福が共鳴する奇蹟の景色ーーVirtue & Intellectが描き出す圧倒的な未来像】

多くの組織において、ビジョンがただの「絵に描いた餅」や、我利我利(がりがり)な数字の羅列に成り下がってしまうのは、そこに魂(理念・ミッション)が通っていないからです。手段の私物化やKPIの迷走を一掃し、中小製造業の真の覚醒を成し遂げるためには、圧倒的な業績の向上と、そこで働く人々の絶対的な幸福が完全に「調和(愛和)」した映像を社会に提示しなければなりません。

我が「Virtue & Intellect」が、伴走の果てに具現化するビジョンは、以下の鮮烈な「映像」です。

支援を通じて深く結ばれた製造会社のうち、3割の会社が経常利益率20%を超え、平均でも10%を超える驚異的な業績を達成している姿。さらに、3割の会社が「売上3倍以上・経常利益4倍超」という爆発的な躍進を遂げ、その中から上場を果たす企業が最低1社、誇り高く産声を上げている景色です。

しかし、私たちのビジョンは乾いた数字の達成だけでは完結しません。 その驚異的な業績の背景では、すべての関係企業の社員エンゲージメントが60%を超え、離職率は5%以下という、圧倒的な信頼と笑顔が社内に満ち溢れています。働くことがそのまま「魂を磨く歓喜」となり、利他と感謝の精神が現場の隅々まで行き渡っている。この人財育成の結実こそが、ビジョンの真の美しさです。

この偉大なうねりを日本全国へ、そして世界へと広げていくために、自社としては「支援先企業数200社」「経営者リーダーズネットワーク会員500社」の強固なプラットフォームを確立します。

志を同じくする経営者が集い、切磋琢磨し、互いの燈火で暗闇を照らし合う1000の目(500社)。この用意周到なネットワークが機能するとき、日本のものづくりは完全に覚醒し、宇宙の原理原則に合致した永続的な繁栄が必然として手繰り寄せられます。

私たちは、この景色をただ夢見るのではありません。今日の一歩が、すでにこの映像の一コマであることを確信して伴走を続けます。