【概念思考】お金

あなたにとって「お金」とは何ですか? 

単なる決済の道具でしょうか。それとも、豊かさの象徴でしょうか。 私は、概念思考において「お金」をこのように捉えています。 

対価 

手段 

考え方次第で活きも殺しもするもの 

お金は社会からの「与え」であり、天からの「恵み」です。喜んで働く者に、物の代わりとして巡ってくるもの。その本質に感謝し、正しく使う時に初めて、お金は「生きて」働き始めます。 

漢字の語源から紐解く「金」 

「金」という漢字は、「土」の上に二本の線と点(砂金や金属片)を描いたものが起源となっています。地球の恵み(土)の中から生み出された、価値ある結晶が「金」です。 

しかし、この結晶は使い方や考え方次第で、人生を豊かにする最高のエネルギーにもなれば、苦しみや妬みを生む負の元凶にもなり得ます。 

手段が「目的」に変わる時、お金に食い尽くされる 

会社の経営においても、全く同じことが言えます。 

本来、お金(利益)は会社を永続的に成長させるための「手段」です。 しかし、その目的が「他者や社会のため」ではなく、「お金そのもの」にすり替わってしまった瞬間、一時的には富を得られても、宇宙の摂理・原理原則によって、やがてそのお金に自分自身が食い尽くされてしまいます。 

際限のない金欲に負け、お金を目的とした人生は、皮肉にも不幸な結末を迎えることが多いものです。特に、汗をかかずに得た不労所得のようなお金には、その罠が潜んでいます。 

素晴らしく社会に尽くす人に、お金が集まる理由 

一方で、一生懸命に働き、その目的が「他者や社会の幸福」にある場合、お金は後から自然と付いてきます。 

そして、社会に多大な貢献をした人の元には、驚くほど多くのお金が集まります。 これはなぜでしょうか? 

天が「この人ならば、この大金をさらに効果的に、他者や社会のために使うことができるだろう」と信頼し、指名したからに他ありません。経営者やリーダーに集まる富は、社会を良くするための「預かり物」なのです。 

お金は、人間力を試す「苦行」である 

時として、心の修養(養生)が足りないと、目の前の大金に人が豹変し、我利我利(がりがり)の金欲に塗れて人生を台無しにしてしまうことがあります。 

そういう意味で、お金とは「人間の器(人間力)を天に試されている、苦行に近いもの」かもしれません。 

自我を捨て、固執を捨てて生きる。 「足るを知る」という生き方が本当に身についていれば、お金に振り回されることなく、素晴らしい人生を送ることができます。これこそが、最高の生きる目的であり、私たちの魂を最上級に磨く絶好の機会です。 

ビジネスも人生も、すべては「心根」と「考え方」次第。 お金に使われるのではなく、お金を活かせる器でありたいものです。 

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