【概念思考】 順序
「順序」の本質とは何か。
単なる仕事の段取りや、前後左右の並び順のことだけを指すのではありません。 私は、概念思考において「順序」をこう捉えています。
摂理
道理
成功の法則
つまり、「順序」とは「倫理」であり、「秩序」そのものです。
漢字の語源から紐解く「順序」
【順】:「頁(頭・人)」+「川」。川の流れに逆らわずに進むことから、「素直に従う」「スムーズに並ぶ」を意味します。
【序】:「广(家)」+「予」。家の東西に伸びる垣根を表し、そこから「物事が並ぶ順番」「配置」を意味するようになりました。
この2つが合わさった「順序」に逆らわない生き方こそが、経営における王道です。
「利益」の順序を間違えてはいけない
会社経営において、利益の確保は絶対条件です。従業員の努力の成果である利益を最大限にすることは、経営者の責務に他なりません。
しかし、ここで「順序」を履き違えてはなりません。
「利益は、あくまで手段である」
利益を「目的」にした瞬間、経営は欲に負け、お金に翻弄されるものへと堕落します。欲は限度を知らずに肥大化し、やがて経営者自身をも飲み込んでしまうからです。
真の経営者倫理とは、この反対にあります。 常に人(対象)を標準とし、「相手のため」の一念をおし拡げ、まずできる限りの給与(報い)を与える。そうすれば、人は必ず働く。 これこそが、勤労関係者における絶対倫理です。
経営者として、今問われる「在り方」
何のために会社を経営しているのか?
経営を通して、何を成し遂げたいのか?
経営者として生きるとは、どういうことか?
この問いに、間髪入れず明確な言葉で答えられない経営者は、他者からの理解も協力も得にくくなります。
経営の真の目的とは、「利他の精神と万事への感謝を実践し、あらゆる事象を素直に受け入れられるよう修養する場」を創ること。
私の残された時間の使い方
私にとって、この目的を達成するための「手段」であり「目標」は明確です。
製造業の経営を支援し、成長してもらうこと
経営者の熱い思いを、従業員へとしっかり繋ぐこと
順序を正し、道理に従う。 これからもブレない軸を持って、企業の伴走者であり続けたいと思います。
皆様にとって、経営や仕事における「絶対に譲れない順序」とは何ですか?
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