【概念思考】師恩
意味
師匠や先生、導き手から受ける深い恩恵。 受けた深い教えや導き、育てていただいたことに対する感謝の気持ちを表す言葉。
漢字の成り立ちなど
- 師: 小高い丘を表す「𠂤」と、統率する様子を表す「帀」の組み合わせ。本来は軍隊や人々をまとめる存在に由来し、転じて「指導者」「先生」を表す。
- 恩: 「因(物事のもと・原因)」と「心」の組み合わせ。現在の自らを育んでくれた根源や原因を心に深く留め、与えられた恵みをありがたく感じる姿勢を表す。
概念
・感謝 ・志 ・生き方
コラム
人生を歩む中で、師と呼ぶべき存在との出会いは自らの「生き方」や足跡を大きく左右する。師とは、知識を授けてくれる人物にとどまらない。親や恩師、職場で出会う人々はもちろん、時には反面教師や危機から救い出してくれる人物など、人生の節目で気づきを与えてくれるすべてが師と言える。
今日の自らがあるのは、多くの師から受けた導きや支えという「原因」が存在するからにほかならない。どのような想いや志を持って己に向き合ってくれたのかを振り返るとき、そこには深い「感謝」の心が自ずと湧き上がってくる。
受けた師恩は、単に過去を振り返るだけでなく、自らの「志」を高く掲げ、次の世代や他者へと恩を送る姿勢へと繋がっていく。出会えたすべての師への感謝を胸に、これからも謙虚に自らを磨き、精進を重ねていくことが求められるのである。


